練炭の製造・販売から始まった花岡。当時、“桜印の花岡練炭”の知名度は県内外で高いものがありました。 しかし、1960年代では家庭用燃料の花形だった固形燃料の消費量は、1970年代に灯油と電気に抜かれてしまい、現在ではごくわずかです。時代の流れではありますが、いまでも花岡は練炭・豆炭・木炭・オガタンを提供し続けています。 “花岡練炭”は、着火練炭とマッチ練炭。省エネでハイカロリーの豆炭も健在です。木炭は白炭、黒炭、備長炭、切炭、お茶用炭など、豊富なバリエーションがあります。水の洗浄・調湿・料理用の木炭、木酢液も取り扱っており、炭火焼きに最適なオガタンも人気です。 確かに、家庭用燃料としてはマイナーな存在になった固形燃料ですが、発熱量が高いのでいまだに愛用者も多くいます。わたしたちは、心の底から温かくなるような豊かな温もりを求めるファンを大切に守るために、固形燃料をお届けし続けるつもりです。